【これから英語を学ぶ大学生の皆さんへ】TOEICスコアを伸ばすために伝えたい10つのこと その3

f:id:cottonandbaby:20180906112406j:plain

はじめに~英語力はwant(あればいい)ではなくmust(なければいけない)である!

今大学生の皆さんは、これから就職や進学を控え、すでに英語というものが自身の進路にどれだけ大きな影響を持つかを認識しているでしょう。事実、グローバル化が大きく叫ばれる現在、就職活動において英語力を重視しない企業はないといっても過言ではありません。国内企業であっても、社内公用語を英語にすると公表している企業すらあります。これから就職活動を控えている皆さんにとっては、もはやライバルは日本人ではないのです。中国人、韓国人、インド人、フィリピン人といった多くのアジアからの優秀な人材と、これから競い合うのです。

インドやフィリピンでは、英語が公用語として使用され、中国や韓国では、英語圏への留学が活発に行われています。海外の大学や職業訓練校において、中国人や韓国人の留学生の割合は、常に上位を占めています。現在の英語力がどうあれ、これから社会へ出ていく皆さんにとっては、英語力の必要性を無視することは出来ません。英語力は、wantではなくmustなのです。

さて、英語力の指標として多くの企業が採用しているのが、ご存知TOEICテストです。これから、TOEICスコア975点の私から皆さんへ、実体験をもとに、TOEICテストを受ける心構え・各Partの勉強方法・ハウツーに関して書いていくこととします。

目標は大きく満点!と言いたいところですが、謙虚に(?)900点以上としておきましょう。大丈夫、それほど非現実的な目標ではありません。

私の信条は「学問に王道なし。」です。何事もコツコツと続けていることが大事です。楽をして何の苦労もせずに、母国語とは違う言語が習得できると思ってはいけません。厳しいようですが、これをすれば誰でも簡単にTOEICテストで満点が取れる!などという魔法の勉強方法があるとは決して思わないでください。

5.リスニング対策~Liteningは一日にして成らず!

言語というのは、相手とコミュニケーションを取るためのもので、コミュニケーションには、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能が必要です。

TOEICテストでは、特に、「聞く」ことと「読む」ことが重視されています。

人間は、言葉を“聞いて”覚えます。次に話す、読む、書くと広がっていきます。聞く力、つまり、リスニング力は、言語の習得に当たって、特に大事な要素なのです。

また、読む力に関しても、海外で仕事や生活をすれば、書類を読んだり、メニューから注文したりと、日常的に、“読む”ことが求められてきます。

リスニング力を高めるために何より大事なもの、それは「集中・継続すること」です。毎日続けることです。そして、ただ続けるだけではなく、集中して継続することです。

注意して、一音一音を注意深く聞き、フォニックスを思い浮かべながら、スクリプトを読みながら、話者の出身国を思い浮かべながら、口ずさみながら、あるいは、文法を思い浮かべながら聞くのがリスニング対策になるかと思います。

5-1 聞き流しはNG!

日本人は残念ながらリスニングのスキルは低いと言わざるを得ません。こればかりは、残念ながら中学高校の英語においてしっかりと身につけているとは言い難い状況です。(最近では、ALTなども学校に派遣されるようになり、昔よりは生の英語に触れる機会が増えましたが、週に1回やそこらやっても、聞き取れるようになるわけではありません。また、残念ながら、学校で教えている教師自身、リスニング力が高いとは言えないのが日本の英語教育の現状です。)

そもそも、日本語と英語の音というのは、周波数的にも相当の乖離があり、日本人にとって英語を聞きとるというのはかなりの困難を伴います。よく“英語を長時間ひたすら聞き流す”という方法が言われていますが、聞き流しのみではリスニング対策には不十分です。

なぜなら、流して聞いてみて「大体わかった」では、テストの点数はとれませんし、それでは、会社では、仕事を任せられません。

聞き流すという方法は、すでにある程度のリスニング力が付いている人にとっては、つまり、あとは量だけという人にとっては、有効な方法かもしれませんが、初心者が聞き流すだけで英語が聞き取れるようになるのは無理があります。それができるのであれば、すでに我々は洋楽や洋画で多くの英語に接しているわけですから、とっくに聞き取れていなければおかしいですね。しかし、実際には、そうではないでしょう。

初心者に聞き流しはNGなのです。

5-2 発音をおろそかにするべからず!

英語と日本語で決定的に違うものの1つとして、母音と子音の数があげられます。たとえば、RとLの発音などは日本人にとって難しい発音の1つというのは皆さんもご存じのとおりでしょう。

中学高校の教育では、発音はあまり重視されていません。前述の通り、教える英語教師も話せない人が多いですからね。

しかし、当然のことながら、リスニングにおいて発音が聞き取れるというのは重要な要素を持っています。先にも書いたとおりTOEICテストのリスニングは、紛らわしい単語が選択肢に含まれています。たとえばcloudとcrowd、playとpray、この区別が聞いて分かりますか?LとRの発音は、日本人はどちらも「ラ行」で覚えていると思いますが、英語ではまったく違うものです。ローマ字では日本語のラ行を「R」を使って記述するのでさらに誤解を招いているのですが、日本語のラ行は英語で言うと「L」の音に近いのです。カタカナで音を表現するのは、日本の英語教育の悪しき慣習です。

こういった発音は、口の形・舌の位置が分からなければ理解がしづらいものです。

そこでお勧めなのが、ビデオを見ながら学ぶことです。ビデオといっても、教材を買ってくる必要はありません。Youtubeを利用しましょう。たくさんのネイティブスピーカーが、発音の解説をビデオで分かりやすく説明しています。

たとえば、FORB’S CHANNELフォービーズチャンネルなどがよい例です。日本人の苦手な発音を、分かりやすく解説しています。個人でも、「バイリンガールのチカさん」や、「Koichibenさん」の動画チャンネルは非常に分かりやすく英語の発音を説明していますので、皆さんが発音を勉強するのにかなり有効です。

こういった、リスニング(さらにはスピーキング)の基礎となる発音をきちんと知っているのと知らないのでは、リスニングの勉強をする際に大きい違いとなって現れます。

発音をおろそかにしないでください。

5-3.リスニングはヒアリングではない!

最初に、聞き流しはお勧めしないと書きました。ではどうしたらよいでしょうか。個々のアルファベットの発音の勉強も必要ですが、それだけではリスニングができるようになるわけではありませんね。

まずは、それぞれのレベルにあったリスニング教材にしっかり耳を傾けましょう。教材はなんでもよいですが、なるべく皆さんの興味のある話題を扱っているものがいいですね。そして教材は、“必ず”英語のスクリプトがあるものを選んでください。

漫然と聞く(ヒアリング)だけでは、英語は頭に入りません。しっかり耳を傾ける、つまり精聴(リスニング)しましょう。 

まずはスクリプトを見ずに聞き、次にスクリプトを確認しながら「何が話されているか」しっかり追っていきます。聞き取れない個所は、何度も繰り返して聞いてください。繰り返し、繰り返し、繰り返しです。並行して、個々のアルファベットの発音の勉強も継続してください。

ヒアリングではなく、リスニング(意識して聞く)が大事なのです。

こういった精聴を続けることが、リスニング力を高めるためには重要です。最初は、聞き取れないことにストレスや苛立ちを感じるかもしれませんが、疲れた時は無理に続けることはありません。時間を決めて精聴を行ったら、次は聞き流しをしながらリラックスするなど、メリハリをつけましょう。

大事なことは、集中して、聞き取りを行うことです。

5-4.お付き合いは複数と!

もう1つ、大事なことがあります。

それは、多くの国の話者に触れるということです。皆さんは普段、アメリカ英語に触れる機会が多いと思いますが、TOEICテストでは、アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダとあえて話者を複数の国に設定しています。これは、それぞれの国で話される英語のイントネーションが違うからです。

もちろん、男性と女性、個人によっても話し方は違います。ですので、リスニング教材を選ぶ際は、つとめて、同じ話者のものだけ聞くのではなく、複数の教材を使って聞いてください。

ちなみに、これもお金をかける必要などありません。

お勧めとして、無料で使えるリスニング教材があるサイトをいくつかあげておきましょう。特に、TEDというサイトは多くの話者のプレゼンを動画で見ることができます。その上、スクリプトと日本語訳も付いているので、一見の価値ありです。

5-5.話すことは、聞くことに繋がる。

リスニング力を高めるためには、「話す」ことも重要な要素です。

スクリプトのある教材を選ぶことが大事だと言いましたね。精聴の次に、スクリプトを見ながら、話し方を真似て何度も音読をしてください。“1日に必ず1回”は行うことです。

リスニング力を高めるのに、なぜ話すことが必要なのでしょうか。

言語能力には4つの種類があることを前述しました。「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能でしたね。この4つの能力は、それぞれに影響し合っているため、総合的に伸ばしていくことが英語力のアップにつながります。

小さかった頃を、思い出してください。

いまでは、皆さんは日本語を流ちょうに話せますね。どうやって日本語を覚えましたか?赤ちゃんは生まれたときから多くの日本語に囲まれて育ちます。そう、まずは聞くことから言語学習は始まります。

その次は?たくさんの日本語を聞いて、少し成長した赤ちゃんは、次に簡単な単語をしゃべるようになります。もちろん、自分が言いたいことを自由に表現しているわけではなく、まわりの人が話す言葉を単に“真似て”いるにすぎませんが。

真似ること。これは言語学習において、非常に重要な要素です。

周りの人が言う言葉を真似て、少しずつ子供の語彙力は増えていきます。聞いて、真似て、話す。もちろん、聞き取れない言葉、理解できない言葉もたくさんあったはずです。そういう言葉も、まずは自分の口で真似をして話すことで、次に聞いたときに、すぐそれが何を意味するのか分かるようになります。実感を伴ってその言葉が子供の身の内に定着します。

英語のリスニング力を高めるためにも、このプロセスが必要です。まず聞く。そしてそれを真似る。つまり、音読です。つまり、リスニング力を高めたいのであれば、聞くだけではなく、音読を行うことがとても重要なのです。

恥ずかしいかもしれませんがつたない音読でもいいのです。子供のように、真似て、繰り返すことが大事です。

5-6.瞬間英作文

もう1つ、リスニング力を高めるためにやってもらいたいことがあります。それは、瞬間英作文です。簡単に説明すると、英語を英語で理解しようとするものです。

日本語と英語で決定的な違いとして、その語順の違いが上がられます。言うまでもありませんが、「私はあなたが好きです。」は英語では“I love you.”ですね。日本では最後に来る動詞が、英語では主語の後に来る。この語順置き換え、つまり、訳す作業が必要になる為、多くの日本人は英語のセンテンスを理解するのに時間がかかります。

前述の例は、非常にシンプルな例ですが、たとえばこれが”Where are you going to stay in London tomorrow?“だとどうでしょうか。

  • Where are you going to stay in London tomorrow? →あなたは、明日、ロンドンでどこに泊まるつもりですか?

語順の入れ替えが複雑です。テストでは、訳している最中に、次の問題が始まってしまったなんてことは、誰もが経験することでしょう。

そこでお勧めするのが、「瞬間英作文」です。森沢洋介氏が提唱しているこのメソッドは、大変有名なのでここであえて詳細を書くこともないと思いますが、簡単に説明すると、シンプルで簡単な日本語を瞬間的に英語にしていくというものです。

たとえば、

  • この本はあの本より有名だ。
  • 彼女は、この街で一番可愛いですか?
  • もし明日晴れたら、ピクニックに行きましょう。

こういった短いセンテンスを、いちいち考えずに英語で自然に口から出るように繰り返しトレーニングをするという訓練方法です。英作文をすることがなぜリスニング力のアップにつながるかと不思議に思うかもしれませんが、日本語を聞いて、その日本語と同義の英語を瞬間的に口から出せるというのは、英語の回路ができているということです。瞬間的に英語にするという訓練ですから、そこには日本語から英語に訳すという作業はなく、日本語と同義の表現が英語で分かっている、ということになります。

先に述べたように、日本語の概念をそのまま英語に置き換えて口からぱっと出る、ということができるようになると、リスニングにおいても何を言っているかが、瞬間的にわかるようになります。

TOEICテストのリスニングは、たった一度しか読み上げられません。一度で、理解できる、スピードについていけるようにするためには、いちいち日本語に訳して考えるのではなく、英語を英語として理解できる能力が必要なのです。

5-7.オンライン英会話教室でインプット&アウトプット!

リスニング対策の最後として、オンライン英会話教室を効果的に使うことをお勧めしておきます。昨今は、オンライン英会話教室が隆盛で、オンライン英会話教室の口コミまとめサイトも数多くみられるようになりました。

なるべくお金をかけずに…とは言いましたが、オンライン英会話教室は、インプット&アウトプットの場として、お金を払うに値するといえます。ちなみに、お金がかかるとはいっても、毎日1レッスン受けて月5000~6000円のところや、ポイント制で月3000円からのところや、定額でもいろいろと教室を選べます。これなら、大学生でも十分払える値段ではないでしょうか。

言葉というのは使わなくては自分のものとして身に付きません。

使って初めて、実感を伴って自分の身の内に定着します。話すことは聞くことに繋がると言いましたが、実際に英語でのコミュニケーションを取ることで、あなたの知識は、単に知っているということから、分かるということに変化していきます。

さらに言えば、つたない英語でも、人とコミュニケーションを取れるというのは嬉しく、楽しいものです。コミュニケーションを通して、リスニング力も大幅にアップするのです。

次に、リーディングセクションの対策についてお話します。

続きはその4で👇

cottonandbaby.hatenablog.com

 

※このブログはある企業に依頼され学生向けに以前私が執筆したものです。

 

 

 

 

【これから英語を学ぶ大学生の皆さんへ】TOEICスコアを伸ばすために伝えたい10つのこと その2

大学生f:id:cottonandbaby:20180906112216j:plain

はじめに~英語力はwant(あればいい)ではなくmust(なければいけない)である!

今大学生の皆さんは、これから就職や進学を控え、すでに英語というものが自身の進路にどれだけ大きな影響を持つかを認識しているでしょう。事実、グローバル化が大きく叫ばれる現在、就職活動において英語力を重視しない企業はないといっても過言ではありません。国内企業であっても、社内公用語を英語にすると公表している企業すらあります。これから就職活動を控えている皆さんにとっては、もはやライバルは日本人ではないのです。中国人、韓国人、インド人、フィリピン人といった多くのアジアからの優秀な人材と、これから競い合うのです。

インドやフィリピンでは、英語が公用語として使用され、中国や韓国では、英語圏への留学が活発に行われています。海外の大学や職業訓練校において、中国人や韓国人の留学生の割合は、常に上位を占めています。現在の英語力がどうあれ、これから社会へ出ていく皆さんにとっては、英語力の必要性を無視することは出来ません。英語力は、wantではなくmustなのです。

さて、英語力の指標として多くの企業が採用しているのが、ご存知TOEICテストです。これから、TOEICスコア975点の私から皆さんへ、実体験をもとに、TOEICテストを受ける心構え・各Partの勉強方法・ハウツーに関して書いていくこととします。

目標は大きく満点!と言いたいところですが、謙虚に(?)900点以上としておきましょう。大丈夫、それほど非現実的な目標ではありません。

私の信条は「学問に王道なし。」です。何事もコツコツと続けていることが大事です。楽をして何の苦労もせずに、母国語とは違う言語が習得できると思ってはいけません。厳しいようですが、これをすれば誰でも簡単にTOEICテストで満点が取れる!などという魔法の勉強方法があるとは決して思わないでください。

4.まずは敵を知る~公式問題集をゲットせよ!

さぁ、皆さんはこれまでの過程で、何のためにTOEICテストを受けるのかの目的を定め、日本では英語力は伸ばせないという言い訳をやめ、さらには自らの基礎力に自信を持っていただいたと思います。

次に行うことは、TOEICテストというものがどういうものか知ることです。

ここで、すでに皆さん知っていることとは思いますが、TOEICとは何か簡単に触れておきましょう。TOEICテストとは、Test of English for International Communicationの略称であり、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストのことです。TOEICテストはリスニングとリーディングから構成され、2時間という長丁場で合計200問を解かなくてはならないという、タフなテストでもあります。また、テストは英語のみで構成され、英語で書かれた文章を和訳するといった入試でよく出るような設問はありません。

※ちなみに、上述の通りTOEICテストはリスニングとリーディングで構成されるテストですが、話す能力・書く能力を測定するためにTOEIC SWテスト(スピーキングテスト/ライティングテスト)というものもあります。ここでは、TOEICテストという場合は、リスニング/リーディングで構成される通常のTOEICテストを指しています。

TOEICテストでは、主に、生活及び仕事の場面でスムーズに対応できるか否かの英語力が試されます。生活面では、スポーツ観戦・ショッピング・レストランでの食事・病院の予約事等、仕事の面では、スタッフ同士の日常会話・電話応対・伝票の読み方など、幅広く浅い設定がされています。

いずれの場面においても使用されている単語は、学術的・専門的な術語ではなく、日常で使用される単語がほとんどです。

学習を始める前に、まず、本屋に行って、TOEICの公式問題集を手にいれましょう。巷には多くのTOEIC本が出ていますが、あれこれ手を出す必要はありません。公式問題集だけで、十分対応可能です。

次に、正確に時間を測って、実際の試験と同様に問題を解いてみてください。大事なことなのでもう一度言いますが、最初は必ず時間をきっちりと測って問題を解いてみてください。

さて…どうだったでしょうか?全問解けましたか?時間は足りたでしょうか?

おそらく、ほとんどの人が、時間が足りなかったのではないでしょうか。特にリーディングセクションはタフだったでしょう。ここで分かったと思いますが、TOEICテストは、時間との戦いでもあります。上級者でも、最後まで問題を解き切ることが難しいと言われているのです。

それから、リスニングは思った以上に聞き取りにくかったのではないでしょうか?アメリカ・イギリス・ニュージーランド・オーストラリアと複数の国の話者が、リスニングでは採用されています。彼らはそれぞれ話し方も違い、典型的なアメリカ英語教材で出てくるような話し方とは少し違ったのではないでしょうか。

そして、スコアはどうだったでしょうか。

あなたが期待した点数には、ほど遠いのではないでしょうか。でもくじける必要はありません。これであなたの弱点は分かったと思います。これが、実際の対策を始める上での、第一歩なのです。敵を知ることは、自分の弱点を知ることでもあるのです!

TOEICテストの試験対策の初歩として、まずは、公式問題集を中心に勉強を始めましょう。テキストリスニングセクションでは、様々な国の話者の音・リズムに対応できるよう、教材もアメリカ英語だけに偏らないようにしましょう。リーディングセクションでは、一問にかけられる時間配分をしっかり計算しましょう。

これからは、日々のTOEICテスト対策としてできることを議論していきます。

続きはその3で👇

cottonandbaby.hatenablog.com

 

※このブログはある企業に依頼され学生向けに以前私が執筆したものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【これから英語を学ぶ大学生の皆さんへ】TOEICスコアを伸ばすために伝えたい10つのこと その1

f:id:cottonandbaby:20180906111809j:plain

はじめに~英語力はwant(あればいい)ではなくmust(なければいけない)である!

今大学生の皆さんは、これから就職や進学を控え、すでに英語というものが自身の進路にどれだけ大きな影響を持つかを認識しているでしょう。事実、グローバル化が大きく叫ばれる現在、就職活動において英語力を重視しない企業はないといっても過言ではありません。国内企業であっても、社内公用語を英語にすると公表している企業すらあります。これから就職活動を控えている皆さんにとっては、もはやライバルは日本人ではないのです。中国人、韓国人、インド人、フィリピン人といった多くのアジアからの優秀な人材と、これから競い合うのです。

インドやフィリピンでは、英語が公用語として使用され、中国や韓国では、英語圏への留学が活発に行われています。海外の大学や職業訓練校において、中国人や韓国人の留学生の割合は、常に上位を占めています。現在の英語力がどうあれ、これから社会へ出ていく皆さんにとっては、英語力の必要性を無視することは出来ません。英語力は、wantではなくmustなのです。

さて、英語力の指標として多くの企業が採用しているのが、ご存知TOEICテストです。これから、TOEICスコア975点の私から皆さんへ、実体験をもとに、TOEICテストを受ける心構え・各Partの勉強方法・ハウツーに関して書いていくこととします。

目標は大きく満点!と言いたいところですが、謙虚に(?)900点以上としておきましょう。大丈夫、それほど非現実的な目標ではありません。

私の信条は「学問に王道なし。」です。何事もコツコツと続けていることが大事です。楽をして何の苦労もせずに、母国語とは違う言語が習得できると思ってはいけません。厳しいようですが、これをすれば誰でも簡単にTOEICテストで満点が取れる!などという魔法の勉強方法があるとは決して思わないでください。

1.目標を定める~何のためにTOEICテストを受けるのか

TOEICスコアをあげるために、まずは目的をはっきりさせましょう。

つまり、何のためにあなたはTOEICテストを受けるのか、ということです。

漫然とただ、テストだけ受けていても、点数はあがりません。何かを成し遂げるには、明確な意思・目的が必要だということは、言うまでもないでしょう。

まずは、自分の目的をしっかりと意識してください。これが、TOEIC対策の第一歩となります。

2.思いこみは捨てる~日本にいても英語力は伸びる!

次に思い込みを捨ててください。

皆さんは、英語を学ぶためには、海外留学するしかない。日本では使える英語は学べないと思いこんでいませんか?

本当にそうでしょうか。私の考えでは、答えはNOです。実際は、そんなことはありません。

英語は日本にいても、上達できます。海外へ行くのは、もちろん手っ取り早い方法ではありますが、それが唯一の方法ではありません。

現在では、インターネット上でも無料・有料を含め、質の高い英語教材がたくさんあります。これらを活用すれば、日本にいながらでも、英語漬けの生活ができます。

“日本ではできない”というのは、言い訳にしかすぎません。

そういった言い訳はやめ、“どこでも英語は勉強できるのだ”という考えにチェンジしましょう。

 3.自信を持つ~日本人は、基礎がすでに身に付いている!

「日本人の英語力は低い。」

多くの日本人が、当たり前のようにそう感じていることでしょう。日本人だから、英語が使えなくても仕方ない、と。さて、これは本当のことでしょうか?

ここで、私はあえてこう言いましょう。

「日本人の英語力は(潜在的には)高い!」と。

これはつまり、われわれ日本人がしっかりとした英文法を身につけているということを意味します。日本人は、通常、中学・高校の6年間でしっかりとした英語文法を叩き込まれています。文法中心の日本の英語教育には改善を要する部分が多々あるでしょうが、文法が身に付いているということは、重要なポイントです。これが英語力の基礎、土台となるからです。

そういう意味では、皆さんはすでに中学高校を通して、さらには受験で使う高度な英文法を身につけ、人によっては大学でも英語を学んでいることでしょう。これは、非常にポイントが高いです。日本人は知識においては他国に引けを取りません。文法力は、英語力の基礎です。皆さんはすでにその基礎を身につけている。このことは、大いに自信を持ってよい部分です。

続きはその2で👇

cottonandbaby.hatenablog.com

 

※このブログはある企業に依頼され学生向けに以前私が執筆したものです。

 

 

 

 

 

 

 

そうだ、ブロガーをやってみよう!(初日~1ヵ月)

f:id:cottonandbaby:20180905110449j:plain

ブログの記事を書き始めて早一か月が過ぎました。そこでわかったアクセスの傾向をここでは皆さんの共有したいと思います。

ブロガーを始めて一か月ということもあり、書きやすい「どこそこ行った」ネタを中心に書いていました。写真が数枚あれば、あとは時系列順に内容を書けばいいので、初心者にも扱いやすいネタといえるでしょうか。次に書いたのは、「移住」ネタです。私が住んでいるのは福岡ですので、福岡のことを書くだけでも、他の県の方からは十分魅力的に映るかと思います。こちらも身近なネタを書くことができるので、初心者にも扱いやすいものかといえます。

アクセス数ですが、一か月で約40アクセスありました。特に多かったのは、どこそこ行ったネタの中でも、イベント物へ参加したときのブログでした。👇

このイベントの前後でアクセス数はギュッとあがりました。そのあとはほぼないというような感じです。このイベントは地裁の見学会であり、80人前後の参加者がいました。アクセスのほとんどは、おそらく、主催者側の方かと思います(^^)

次にアクセスが多かったのは移住ネタです。このネタはどこの情報を載せるかでアクセスが大きくかわるかと思いますが、私が住んでいる福岡はやっぱり人気のスポットなのではないかと思います。移住ネタにおいては、福岡への移住以外に、鹿児島への移住ブログも書きましたが、鹿児島ブログへのアクセスは現時点ではゼロです。👇

 

もちろん、まったくアクセスのない記事もたくさんあります。11本のブログ中、アクセスがあったのは5本くらいです。特に一押しの記事にはまったくアクセスがないのは人生の皮肉でしょうか(^^)

これが私の一押し記事👇

今後は、ノウハウやライフハックのものを増やしてアクセスの傾向を見るつもりです。

 

まずは当面の目標であるアフィリエイトを獲得するため、ブログ数を増やし、アフィリエイト登録後は、人気の見込める内容をさらに作りこんでいくつもりです。

乞うご期待!

 

 

そうだ、鹿児島へ移住しよう!

f:id:cottonandbaby:20180904135028j:plain

私は関東出身ですが、鹿児島へ仕事の都合で2年ほど過ごしたことがあります。そのとき思った関東との違いをここで皆さんと共有したいと思います。

福岡についてもブログを書いていますので、興味のある方はこちらを👇

cottonandbaby.hatenablog.com

それではいってみましょう。

銭湯がたくさん

鹿児島市内にはたくさんの温泉があります。

そのほとんどが源泉かけながしの温泉で、料金も390円(2018年現在)と銭湯にいく値段で入れます。島津家ゆかりの企業が運営しているスーパー銭湯もあります。鹿児島市内に住んでいれば、かならず近くに温泉があるので、そこが週末行きつけの温泉になるでしょうか(^^)

私のおすすめは中山温泉です。ちゅうざんと読みます。泉質がトロっとしており、お風呂から上がるとお肌がしっとりとしています。お昼のバイキングもしているので、朝いってそのままお昼ごはんを食べて帰れる点もいいですね。

火山灰がふる

桜島という活火山がある鹿児島市内には火山灰が降ります。季節によって風向きが変わるため、春・夏は鹿児島市側へ、秋・冬は反対側となります。量はもろに降ると、火山灰が目に見え、マスクをしないとまずいなと思うほどです。車とかに火山灰が積もった場合、そのまま雑巾などで拭き取ろうとすると傷になるので、水で洗い流すことをお勧めします。

イルカがいる

鹿児島湾にはイルカが遊びにきます。船で沖にいく必要はありません。海岸線の横を群れで泳いでいます。ですが、遭遇率はそんなに高くはなく(もちろん海岸沿いに住んでいれば別)、2年で1回だけみることができました。ニュースにもならないので、普段でも群れが泳いでいるのでしょう。

地場の大手外食企業がいい仕事をしている

株式会社フェニックスと康生産業株式会社。鹿児島に住んでいれば、この2つの企業が展開している外食チェーンには一回は必ずお世話になるかと思います。

そば茶屋「吹上庵」(フェニックス)と「寿しまどか」(康生)です。雰囲気◎、値段◎、量◎。なにを食べてもおいしいです。

吹上庵であればこちらの店舗をおすすめします。

路面電車が公共交通のかなめ

路面電車は長崎にもありますし、熊本にもあります。どちらの電車も主要な交通手段として使用されています。次にお世話になるのはバスでしょうか。道路に路面電車と並走して走ることもあるので、県外から車でくると慣れるまで時間がかかります。そういえば、江ノ電も一部普通の道路と交差しているところがありますね。あんな感じです。

自然がきれい

なんといっても自然が豊かなのが鹿児島。海と山。とてもきれいです。特に鹿児島から1時間ほどのドライブでいける坊津が好きでした。海がきれいで、海水浴の季節にはよくいっていました。きれいな熱帯魚がおり、泳ぎながら手から餌をあげると寄ってきます。自然の豊かさだけで移住先を選べるのであれば、鹿児島は九州の中でもよい移住先だと思います。

 

以上です。

 

 

そうだ、オーストラリアへ留学しよう その2

f:id:cottonandbaby:20180903125149j:plain

オーストラリアの大学へ留学する方への手助けとなればと思い、この記事を書いています。

その1もありますので、そちらも参照してくださいね。👇

cottonandbaby.hatenablog.com

その2では、その1で書ききれなかった内容を書きますね。

教科書は高い

書籍類は日本よりもかなり値段が張ります。大学の教科書であれば、6か月使うもので30ドル~するでしょう。私が使用していた会計学の本(一年間)は125ドルくらいしました。授業で使用する本は大学の生協で販売するのが通常です。中古本は置いていません。大学で使用する教科書はその教科を受け持っている先生が執筆している場合が多いので、中古本は置かないのかなと当時は思っていました。中古本が欲しければ、大学の掲示板での募集となりますね。また、授業で使用する教科書は図書館にはおいていない場合がほとんどかと思います。

授業の構成

日本の大学であれば、授業があってそれで終わりかと思いますが、オーストラリアでは、授業があって、そのあとにチュートリアルがあります。このチュートリアルでは問題集を解いていきます。または、独自の課題があり、これに取り組んでいきます。プログラムの授業であれば、チュートリアルではプログラムが課題になるでしょうか。

授業の本数

日本の大学のように、朝から夕方まで大学にいることはありません。大学の場合、一科目取っていれば、「授業」と「チュートリアル」が週に一度ずつあるので、その2時間だけ学校に行きます。何科目取るかは、何年間で学位を取るかまたはビザの要求によって異なるかと思います。私が知るところでは、平均で5教科ほど取る人が多いので、週に10時間は大学にいくといったところでしょうか。

授業は朝と昼に2回、同じ内容で繰り返されるので、聞き取れなかった箇所があったときなどはもう午前と午後の2回の授業にでるのもいいかと思います。教授によっては、録音などの器具はNGとすることもあります。でも、2022年現在はノートPC持ち込みOKなので、PC側でやれば問題ないでしょうが。

授業料

大学や科目によって異なるかと思いますが、私がいたウーロンゴン大学では当時一科目10万ほどでした。オーストラリアの友人がいっていましたが、授業料が払えないといったん休学して、働いてためてから復学する学生もいるそうです。

大学の施設

郵便局・歯医者・バーなどがキャンパス内にある場合がほとんどです。特に郊外型の大学であれば。シドニー内の大学はこういったものはありません。大学のキャンパスが町のど真ん中にありますから。バーは昼ごはんの場所にもなっていて、真昼間から大学のキャンパス内でビールを飲むなんてこともOKです。

お友達

どこの大学でも同じだと思いますが、同じ国籍同士またはアジア系で固まるのがほとんどでしょうか。オーストラリアにいても、オーストラリア人と友達になることはほぼないでしょう。ただし、オーストリア人(男)と日本人(女)の彼氏彼女はよくありますが。ヨーロッパから留学してくる人はオーストラリア人ではなくアジア系とグループをつくる場合が多くあるような気がします。アメリカ人も同じ。(偏見でしょうか(^^))

内陸と海外沿い

大都市が発展するところは、多くの場合海外沿いです。パース、シドニー、アデレイド、メルボルンゴールドコースト、いずれも海岸沿いです。ただし、ACTは人工的に作られているため、発展しています。砂漠の真ん中にACTは突如出現します。ラスベガスもそんな感じでしょうか。アジア系の多くの方はそのような都市に集中するため、オーストラリア人の人もアジア系には慣れているという感じです。反対に内陸にいくと、日本人が外人を見るような、あの感じに見られます。腫れ物をみるような感じです(もちろん、敵意や悪意は一切ありません。単に慣れていないというだけでしょうが)。

f:id:cottonandbaby:20180903130613j:plain

 Happy Campus Life!

 

第3弾はこちら👇

 

cottonandbaby.hatenablog.com

 

 

そうだ、福岡へ移住しよう!

f:id:cottonandbaby:20180903122230j:plain

私も関東からの移住組です。2011年の出来事を機に関東から福岡へ移住してきました。移住してくる前、仕事の関係で3年ほど博多の方で働いていました。

福岡のごはんはおいしいです。めんたい、とんこつ、ホルモン、玄界灘の魚介類、野野菜、果物。もちろん、その土地の名物または有名な食べ物もあります。たとえば、朝倉地方には筑前煮があります。また、北九州の行橋は貝汁が有名ですし。

初めて福岡へ来た方はどこに住もうか悩みますよね。とりあえず、どこかに引っ越しておき、それからの数年で永住の地を探すのももちろんありです。多くの方がそうするかと思います。うちはURへ入居してそこでしばらく福岡じゅうをドライブして、永住の地を探しました。(入居後、2年ほどで近くに土地を買いました。)URのいいところは駅ちかなど便利物件が多い・敷金返金の計算方法がわかりやすい、わるいところは便利物件が多いので築年数の割に家賃は強気。

なにはともあれ、ここでは関東と福岡に関する違いを中心としたトレビアを数点皆さんと共有したいと思います。

それではいってみましょう。(「違い」を気のおもむくままにかいています。誤字脱字は、素人の文章なのでご勘弁を。)

人間性

これを一番に話すべきでしょう。

いってみれば、良き昭和時代みたいな、細かいことにこだわらない、おおらかな人が多いと思います。ちょっぴりネガティブな見方だと見栄とか、酒飲みとかそういうのもたしかにありますかね。。。女の人もお酒を飲む人多いかな。。。おおらかな人が多いと思いますが。。。

何に対しても福岡スタンダードがあると思います。関東のスタンダードと比べないほうがいいと思います。

九州産で食材がそろう

九州産で食材がそろいます。果物、魚介類、野菜、畜産類など、すべて九州産が手に入ります。

ジャガイモ・人参・玉ねぎなどは時期によっては北海道産になるときもありますが、どのスーパーにも地場産コーナーがあり、そこでは地元産が手に入ります。

関東ではあまりお目にかけないものとしては、高菜(高菜炒めが有名)、かつお菜(お正月限定)などがあります。

個人的におすすめなのは、JAの産直広場です。購入後、2~3日後はぴんぴんしています。

ハローデイなども好きです。地場産コーナーもあります。通常のコーナーに並んでいる野菜類は購入後1日くらいはぴんぴんしています。

ちなみに、うちのお隣さんからもいただく野菜(無農薬・無化学肥料)は一週間以上、ぴんぴんしています。

時差がある

時差と呼んでいいかは別として、関東と九州では、日の出・日の入りの時間が1時間ほど異なります。冬は、関東では6時くらいに明るくなってきますが、九州では7時頃となります。夏は九州は午後8時くらいまで明るいです。冬のお弁当作り(5時くらいに起きて準備する場合)は、朝になるまで時間がかなりあるのでなんか真夜中に作業をしているような気分になります。また、朝6時くらいに起きても暗いので、晴れなのか曇りなのか検討がつきません。洗濯をどうしようか迷います。ただ、いいことも。正月の初日の出は7時半くらいなので、東京よりもゆっくり寝てられます。

東京より安い

主なものはやっぱり家賃と外食(ラーメン・うどんとか)でしょうか?

LDKの「新築」マンションが6万円台だったりします。福岡市内ではこの値段は無理かなと思いますが、福岡市のとなりの太宰府とか、春日市ならこの値段で見つけられます。東京よりも1万~くらいは安い感じですかね。

昼ご飯を外食でというと、東京では800円前後を見とく必要があるかと思いますが、こちらでは定食でも600円前後です。うどんとかラーメンは、安いところで300円前後からあります。福岡のソールフードである牧のうどんでは素うどんは410円からです。ラーメンもいまでは500円前後が多いですが、探せば300円くらいからあります(たとえば、18ラーメンは250円?)。

「のだめカウンタービレ」の大川市は福岡市の反対側

のだめのカウンタービレののだめの出身地である大川市は福岡県です。が、佐賀県の方が近い。福岡市が福岡県の上だとすれば、大川市は下です。家具で有名な場所です。車でいくと高速乗って南(熊本・鹿児島方面)に下って、一時間強くらい?マンガでは海側(有明海)だったので、高速降りたら下道でさらに45分くらい。

ちなみに、福岡市には「のため(野多目)」というところがあります。関連性はないようです。のだめ が のため に住んでいればおもしろいですが。

ランキング上位の漫画家さんの出身地と独特の文化を生み出す九州

漫画ネタをもう一本。「鬼滅の刃」「キングダム」「ワンピース」「進撃の巨人」の作者は九州出身です。関東や関西とも異なる独特のアイデアを生み出す土壌が九州にはあると思います。ま、ここは福岡限定ってわけではないですが。

公共交通機関はバスが基本

東京に住んでいると車は必需品ではないなと思うことがありますが、福岡では必需品となります。生活・通勤にも。東京でどこに住んでいても最寄り駅まで歩いて数分~数十分だと思いますが、福岡では電車は南北にJRと西鉄、東西にJRが走っているだけです(かなりおおざっぱですが)。あと、西鉄電車の駅周りには商店街がある場合が多いですが、JRの駅回り(鹿児島本線)には商店街はない場合が多いです。英進館などの進学塾も必然的に西鉄駅周辺となります。また、西鉄電車の駅付近は西鉄バスの本数も多いですが、JR駅付近から出るバスだと本数も少なくなります。また、西鉄バスは網の目のようにいたるところに走っています。その理由として福岡のいたるところで住宅販売をやっており、そのため、売った場所と駅をつなぐ必要があるためでしょうか。

校区

まずは小・中学校からいきましょうか。福岡の校区は多くの場合、東京のそれより広いです。私の知っているお子さんは50分歩いて小学校までいきます。春日市です。田舎の話ではありません。もちろん、校区の外れではありますが。また、バスで中学校まで通っている地域も大野城市(山側の住宅街)や早良区(山の方)にあります。もちろん、これは例外的な例かと思いますが。理由はいろいろあるようですが。人が増えて新たな学校を増設し、校区を割り当てる際にそうなってしまったとか。新規に開拓された住宅地でたまたま学校から離れてたとか。

高校受験を控えたお子様がいる場合、私立をお考えであれば、あとは通学距離の問題となりますが、公立であれば偏差値と自分の実力も考慮しなければなりません。福岡の進学校といえば、修猷館(第六校区)、春日(第五校区)、筑紫丘(第五校区)でしょうか。偏差値に関しては毎年変化するものかと思いますので、ここでは言及しませんが、自分の偏差値でもいける学校が多いほうがいいですよね。上と下しかなく、中堅クラスの高校がない校区でも困りますね。

住む場所

福岡県は九州の中心地ということもあり、中央部では人口は緩やかな上昇傾向のようです。最近人気があると聞くのは糸島市の方です。箱崎のアイランドも熱い場所という人がいますが、ここの土地や賃貸料は東京相場と同じか上かもしれないので、ふつうのサラリーマンにはお高いかなと思います(東京から赴任する場合は東京手当がなくなっているかと思うので)。糸島は福岡に野菜を提供してくれる農耕地域でもあります。海もキレイで、夫婦岩がある景勝地もあります。釣り好きにはいいところだと思います。一部を除いては、土地も福岡市よりも安いです。九州大学が隣の西区に移転したこともあり、学生の取り込みにも力をいれています。福岡中心部へは電車または高速バスを利用することができます。福岡のソウルフードとよばれる牧野うどん発祥の地でもあります。

春日市(トレビアはこちら)大野城市太宰府市もいいところです。これらの詳細は、またの機会に紹介させていただきますね。福岡市に関しても書くことが多すぎるので、またの機会に。福岡市は地方都市ですが、規模は桜木町・関内・横浜の駅近辺を足したような感じです。

コミュニティースクール

小・中ではコミュニティースクールを謳っているところがあります。自治体単位であったり、小学校毎にとなっているようです。特になにがということはありませんが、学校+有識者+PTA代表+教育委員会側が運営委員会を形成して、学校外のものが方針に関して口をだせます。実際には、校長先生がつくった年間方針を承認するだけの形式的なものですが。法律であるような、先生たちの人事権までは口をだせません。

もちろん、地域によっては、コミュニティスクール+αで特色性をだそうとしている学校もありますが、そんなに大差はないような気がします。

名菓「ひよこ」

ひよこ」は福岡発祥のおかしです。東京生まれの多くの方が東京発祥のお菓子であると勘違いしているかと思いますが。私も、福岡にきて、「ひよこ」を特集しているTV番組をみるまで信じられませんでしたが。福岡にくる際に、「ひよこ」を手土産にするのはやめましょう(^^)

福岡ってどんな感じ

ひとことでいうと横浜に感じが似てますかね。海にも山にもちかいですし。ただ、キレイな清流(丹沢みたいな)とか、遊べるたり親しみがもてる「自然」は多くはありません。人口規模もそれくらいかなと思います。もともと、中国や韓国との貿易で潤っていたので、異国情緒的なものもあります。なんとなくですが。多くの地名にそれを感じ取ることができます(たとえば、唐人町とか)。

天神?博多?

福岡の市街地は、天神と博多になります。天神は若者・ファッションの街です。博多はビジネス街です。バスで10分ほど離れたところにそれぞれあります。その真ん中にはキャナルシティーがあります。いまは、中国の方が多く訪れておられますが。

東京から友達がきたけどどこへいく

わざわざ見せる場所はないように思います。地元の人に出会えるところにいったほうが一番喜ばれると思います。たとえば、屋台とか飲み屋とか。知らない人とも知り合いになり、2次会はいまさっきはじめてあった人となんてこともありますよ(^^)。また、以前よりも衛生面ではかなり改善されていると思います。いまは若い子たちもいきますので。

とはいえ、もしどこかへいくのであれば、宗像とか八幡製鉄所とか最近世界遺産登録された場所がいくつかあるので、そこがいいかもですね。(なんだかんだいっても、関東のそれよりも規模も小さく、全体的にどこも「しょぼい」と思われるかもしれませんが(^^)no offence here。)

給食

小学校は給食ですが、中学校は弁当持参や給食のところがあります。たとえば、福岡市では給食ですが、春日市では弁当持参です(ただし、業者から購入する配食も選べますが、一か月単位で発注など使い勝手は悪い)。給食は地産地消を推奨しており、多くの市ではなるべく九州産の食材をつかうようしているようです。こちらは福岡市の取り組みです。

PM2.5

2018年に入ってからはひどい日はあまりないように思いますが、以前は指数100以上の日が数日あり、普段も30以上が普通でした。30というと、東京の国道一号線沿いとかよりもひどいです。30だと近くの山に霧がかかったようになり、遠くの山はかなりかすみます。100だと視界は数百メートルといったところです。60近くになると、空気ににおいも感じます。うちは、45以上になる日は、学校を休ませ、家で待機にしています。福岡では花粉は2月頃から5月頃まで飛びますが、その頃は黄砂も飛びます。花粉・黄砂・PM2.5のトリプルパンチが2月~5月まで続きます。

予報と実測値はかなり違うときの方が多いので、気になる方は実測値のご確認を。春日市の小学校ではなんら対策は「とらない」そうです。基準値を超えたときは、外遊びをひかえるよう呼びかけるとのこと。

福岡ソフトバンクスホークス

ホークス愛が溢れています。ダイエーホークスのときは、たしか、ホークスの名前を許可なく商業利用できたかと思うので、20年前からいたるところでホークスの文字を目にしてます。おそらく、いまでもホークス側はそうしているのでしょう。

あいさつ

「こんにちは」「おはようございます」と小学生が挨拶をしてきます。これは東京ではありえない話かと思います。「他人をみたら泥棒と思え」ですから。私も初めてされたときは、後ろを振り返り、私以外の人へのあいさつかと思いました。それと同時に、私をからかっているのかなとも思ったことを覚えています。それくらい東京の子供は他人に挨拶しません。福岡で子育てして、PTA役員もやった今では、あいさつは「普通のこと」になりましたが。子供から挨拶をされたら、挨拶を返してあげましょう。

方言

博多弁は博多でしゃべられている方言です。福岡市・太宰府市春日市大野城市はこの領域でしょうか。ちょっと行けば、たとえば、北九州では北九州弁、筑前では朝倉弁などもあります。博多弁も世代によって若干その濃さが違うようですね(^^)。ちなみに、うる星やつらの「~っちゃ」は、北九州弁・大分弁です

夏の風景

7月追い山の季節になると、不思議な恰好をした方たちが博多のオフィス街に現れます。お祭りの正装(これに関しては下の「博多学」を参照のこと)なのですが、これを見たとき、県外の人は「おおおおお~~!?」ときっと驚くと思います。あの恰好で会社の会議にでるのもOKなのだそうです。

田植えやすみ

田植えの時期に人が休みます。会社も休むし、学校も休むし。これは別に福岡だけではなく、どこの地域でもあることかと思いますが。東京からきている私には新鮮でした。はじめは、「冗談?」と思ったことを思い出します。

道路がきれい

東京に帰ったときによく見るのが、道路にこびりついたガムとか黒いやつ。よく見ますよね?福岡の路上にはああいったものがほぼみられません。

場所によっては自治会費(町内会費)が高い

自治会費は、費用/世帯数になるかと思いますが、私が住んでいるところでは年1万ちょいかかります。その代わり、夏祭り・餅つき・どんと焼きがあります。また、子供会に入会していれば、誕生日に500円の図書カードをくれます。小学生を過ぎると祭りなどには参加しなくなりますが、そこはどうとらえるかでしょうか(後輩への寄付とか、おじいちゃんとおばあちゃんの社交費用とか)。

場所によっては、高額なところもあるようですね。最近「西日本新聞」で自治会費の話が数度紙面上にあがり、春日市自治会の会費についてやりだまにあがっていました。春日市のどこかでは、会長に年200万近く払っているそうですね。住人の規模からして「春○」かと思いますが。おそらく、取り巻きの方も相応の金額をもらっているのでしょうね。自治会の人事はほぼ固まっていますからね。毎年同じ顔同じ人ですから。毎年なにもいわずに、数百万か数千万単位の金が入ってきたら、そうなりますよね。ただ、この報酬金額はちょっとひどいように思いますが。ただし、会長職ともなると、あっちに顔出ししたりなんだりあるので、それは実費で支払われるべきだと思います。

また、どこの自治会でもそうかと思いますが、老人会とかに回るお金が以上に高い!

なお、上記のことを知ってか知らずか、最近回ってきたうちの地域の回覧板には、「自治会費は任意であること、月500円であることを、新入居者には教え、申込形式で自治会加入の意思を問うように」とありました。おかしいのは、対象は「新入居者だけ」、「申込書だけで、自治会の規則などの話はいっさいない」、「月500円?うちは年12000円くらい払っているのだけど、残りの6000円はなに?」という点でしょうか。

また、ひとむかし、ふたむかし前の慣行がいまでも続いているところもあるようですね。

自治会費は税金ではないので、支払うかどうかは任意です。支払わないと自治会主催のイベントには参加しないでくださいとか言われます。PTA役員をやっていたときに、聞いたことがあるのは「自治会費を払ってない家庭の子供は夏のラジオ体操に参加させないでください」ということでした。ラジオ体操の終わりに子供たちにあげる文具代は自治会費からでているのです。。。これは校長と自治会会長たちとのお話し会であがっていた話題の1つです。双方にとって悲しい話ですよね。

それに自治会費は相互扶助の意味も含まれているかと思いますので(近所同士の助け合い)、お金の使い道や差別をする点で、自治会費運用の私物化と思われてもしかたないですね。お金は自分たちのものとでも思っているのでしょうか。

まずは、加入時に「任意加入」であることをきちんと明示すべきと思います。

自治会費の話がでたので。。。茨木新聞からの抜粋

水戸市が月2回発行する広報紙の配布委託料について、一部の町内会・自治会による不適切な会計処理が問題となっている。市は1世帯当たり550円と一律1000円の事務費を1273の町内会・自治会に支払っているものの、会計に組み入れず会長個人が受け取っているケースがあるからだ。』

どこの自治体もおそらく同じことをしているはず。春日市自治会はどのように対処しているのでしょうかね。。。

公園

広々とした芝生+アスレチック系遊具があるような公園が関東より少なく感じます(私は地元が大田区で、子供が生まれてからは横浜市栄区)。ハイハイする子供から小学生低学年が一日中遊べる公園が少ないと思います。福岡市西区にある今津運動公園春日市春日公園・朝倉の筑紫野総合運動公園は芝生と遊具があります。筑紫野総合運動公園だけ、犬禁止。(うちも犬をかっていますが、やっぱり、どこでもうんちとおしっこするので、ハイハイ児がいる場合は犬禁止の方が安心ですね。)

調味料

九州と関東で異なる味をした調味料があります。

ひとつは、醤油。九州の醤油は甘いです。もちろん、醤油以外のものが入って甘くなっているわけですが。関東出身者からすると甘すぎて食べられないかもしれませんが、慣れてくれると刺身類はこれでないと食べられなくなるくらいになれます。もちろん、普通の醤油も売っています。

次は、味噌。関東地方の味噌は米からできていますが、九州地方は麦からできています。味は、少し甘めでしょうか。これも慣れてくるので大丈夫ですが。関東地方の味噌も売っているのでご心配なく。

薬味や漬物

ゆずごしょう。リンガーハットの餃子で食べたことがある人もいるかもしれません。でも、ゆずごしょうといっても多種多様で、作る人・会社によって味も違います。私が好きなのは、ゆずがガツンと効いているゆずごしょう。

高菜の油いため。高菜をごま油でいため、味付けしたものです。豚骨ラーメンに乗せるものとしてラーメン屋さんとかで乗せ放題みたいな感じでおいてあります。ショウガもあるけど、ショウガを乗せているラーメン屋さんはあまりないような。

ラーメン

東京で「ラーメン」というと「しょうゆラーメン」(いまではいろいろなラーメンがありますが)ですが、福岡でラーメンというと「とんこつラーメン」です。最初の一年くらいは、「どこでたべてもいっしょ」みたいな感がありましたが、7年近くも住んでいると違いがわかるようになります。個人的におすすめなのは、「丸幸ラーメン」です。いわゆる、関東の人が思っているとんこつらしいラーメンです。純とんこつラーメンといったところでしょうか。食べやすいです。また、ぜひ替え玉+ラーメンしょうゆも試してください。関東の人にはどんぴしゃの味だと思います。丸幸ラーメンのある3号線にはあともうひとつ丸星ラーメンなるものもありますが、間違いないように。丸星ラーメンは久留米ラーメンといわれており、この店のは中麺としょっぱいスープが特徴です。子供向きではありません。男がいく店です(でも女の人ひとりで入っている強者もいました。かっこいいですね)。あと、面白いところでは、北九州の行橋では、ラーメン+おでん(代表的なお店は「三徳」)という文化があります。

鶏の炊き込みご飯

鶏の炊き込みご飯は「かしわごはん」といいます。不思議とどこででも提供しています(うどん屋さん、定食屋さん、学食など)。普段食べでおいしいなと思うのは、牧のうどんのかしわごはんです。

鶏の出汁でご飯を炊いて、その上に鶏のそぼろをのせたものも「かしわごはん」と呼ばれます。駅弁では「折尾のかしわめし弁当」が有名です。

うどんのかたさ

だいたいどこのうどん屋さんでも、かた・普通・やわの3種類が選べます(最初からゆでで置いている店以外)。私のおすすめは「かた」。

ラーメンの面のかたさ

ラーメンの麺に関しては「はりがね」「粉落とし」「バリかた」「かた」「普通」「やわ」など何種類か選べるのがいまは普通になっています。「はりがね」や「粉落とし」は場所によるかな。。。

明太パン

フランスパン系のパンに、明太子のペーストを挟んだパン。福岡のパン屋さんならどこでも売っています。はさんでいるペーストはどこも同じかな?パンはパン屋さんの個性がでますね。ぜひお試しを。

「たらこ」ではなく「めんたいこ」

スーパーで「たらこ」をみたことはありません。常に「めんたいこ」です。(コンビニにも「たらこおにぎり」はありません。)福岡の方はたらこをしらないかもしれません。(これは言い過ぎかもですね。一種類くらいはおいてあります。)

その中でもおいしいなと思っためんたいこはこちらの会社。たらこの味わいを残す明太子。浅漬け明太子?みたいな感じです。JAの直販所(細切れのめんたいこ)とかゆめタウン(小さめ明太子10本入りで1000円)で売ってます。細切れの方は400円~600円~1000円の3タイプで売っています。ゆめタウンで10本入りを1000円で買うのが細切れ1000円よりもお得感があります。

福岡発めんたいドラマ「めんたいぴりり」も見てくださいね!うちの家族は誰も見に行きたくないということで、いっていませんが。。。

東京だとめんたいこは「めんたいこ」とだけ表示され売られていますが、ここ福岡では、着色、無着色など種類があるので、自分の好みを探すのもいいかもですね。

回転焼

関東でいうところの「大判焼き」です。大判焼きそのもので、名前だけ違うものです。おすすめは「蜂楽饅頭」。店舗がいくかありますが、どこでも行列ができているようですね。あつあつ、できたてを食べれます。注文するときは「しろ(しろあん)」「くろ(くろあん)」と注文します。クリームやお好み焼きとかの変わり種もほしいなぁ。。。

肉まんには酢醤油

福岡だけなのか西日本全体なのかは把握していませんが、肉まんには酢醤油がつきます。コンビ二で頼むとデフォルトでついてくる場合が多いので、不必要であればあらかじめ断りましょう。関東出身の私には必要ないように思いますが、神奈川生まれの子供たちは酢醤油をつけてたべています。

稲ではなく麦

関東地方で田舎の方にドライブにいくと、目に入ってくるのは稲をつくっている田んぼですが、九州では麦畑が目立ちます。(麦は年に数回収穫できるので、稲より頻繁にみるだけかもしれませんね。佐賀県の基山とか東峰村の方は水田がおおいです。)らー麦なるものもあります。こちらはラーメン専用の小麦です。三気ラーメンで使用されていますね。

蕎麦ではなくうどん

関東では蕎麦屋さんが多くあり、うどん屋さんは少数派となります。が、九州では逆となります。ほぼ、うどん屋さんです。もし、蕎麦を食べたいなら三ツ瀬までドライブにいくことになりますかね(^^)。汁ももちろん異なり、関東のように醤油ベースではなくだしベースになります。九州の方は関東の汁はダメという方はいますが、関東の方なら九州の味をすんなり受け入れられるかと思います。

ただ、逆に醤油ベースのうどんつゆを飲みたいときは、たとえば、駅の立ち食いソバやさんのやつ、どこにもないのかな??あのあまじょっからいという感じは出汁にはないように思えます。

福岡のうどん一番人気は「ごぼてんうどん」です。ごぼてんうどん?ごぼうの天ぷら入りのうどんのことです。これも福岡ならではです。※東京でごぼてんうどんは見たことがありません。東京のうどんといえば「かき揚げ入りうどん」ですかね。

博多はセブンイレブン

東京はローソン、ファミリーマートが善戦し、セブンイレブンはどこも少し古いような気がしますが、博多近辺ではセブンイレブン過半数以上を占めているように思います。

歴史

弥生時代の遺跡がそこら辺中にあります。一年住んでいれば、ここかしこで遺跡調査を目にします。また、初めての土地に新築を立てるときは要注意です。発見すると調査が終わるまで工事は中断です。土地を購入するときには業者からそういう話を聞かされることでしょう。

「カール」が買える

福岡だけの話ではありませんが、西日本なのでカールがスーパーで買えます。ノンフライだったんですね、あのお菓子は。

もつがスーパーで買える

食べ物の「もつ」です。スーパーで国産のもの(いろいろな種類が普通にありますが、もつ鍋とかに使用されているのは「小腸」)が手に入ります。下処理いらずに、もつ鍋や炒めものにつかえます。臭くはありません。関東で定番の「こてっちゃん」は福岡では見たことありません。

運転が荒い

関東ではあまり経験したことがないような急な車線変更をたびたび目にします。車一台分のスペースに入ってくるとか、車線変更の合図なしとか。高齢のおばさんが多いかな?やっぱり。

地方ということもあり、足として、幅広い年齢層の方が運転していますからね。また、駐車場などの維持費も安い(うちの近所の相場は月8000円、福岡市でも10000円前後。東京のうちの実家付近の駐車場の相場は月35000円!)

あと、福岡ではバスや商用車優先の運転を心がけしましょう。特に天神周辺(車が福岡で一番多いとこ)。3車線をまたぐ右折とかもあるので。東京都だと、都バスの運転手さんが乗用車を自発的に優先してくれますが、西鉄バスは急な割込みが多いように思います。

地震

関東では茨木の方で数日に一回地震があり東京も揺れますが、福岡では地震はほとんどありません。とはいっても、最近では熊本地震の影響で、数か月に何回かは地震があります。その前には、西方沖地震が10年ほど前にあり、糸島市付近は被害がでたと聞いています。また、西方沖地震警固断層が動いたものとされていますが、警固断層の半分にあたる福岡市から朝倉方面に関しては、前回は動かなかったため、近い将来地震が来る可能性も指摘されています。

空港が町中に

福岡空港は町中にあります。飛行機が下りてくる航路上では(たとえば、吉塚)、かなり近くで飛行機を見ることができます。ここ春日市上空は飛行機が空港に向けて方向転換する場所でもあるので、音がうるさく感じるときもあります。春日市上空では飛行機は朝7:30から夜9:30くらいまで飛んでいます。春日市内でJRや西鉄があるあたりでは、防音対策として窓を2重にするための補助金もでるらしいです。

福岡のラジオ事情

もともと私がラジオを聞き始めたきっかけは、北島美穂さんがしていたFM YOKOHAMAの「Sea Breeze」でした。仕事中ずうっとつけていますが、邪魔にならず、いい意味でのBGMのようでした。時折、ふっとしたときに北島さんの声がはいってきたり、藤田くんのレポートの時間を区切りに仕事をしていたものです。7年前にきたときはプレミアムラジコで聞いていましたが、今は日曜日の夕方の番組に移動してしまったので、プレミアムラジコも解約して、そのときから福岡のラジオ生活が始まりました。

すべての局を聞きましたが、落ち着いたのではFM福岡。朝は東京のラジオ番組がやってますが、7:30からは福岡のタレントさんがやっている番組が放送されています。この午前の番組は「俺の話を聞けよ」的な番組で、Sea Breezeとは真逆の番組です。個性のあるタレントさんなので、アレルギーがでる方もいるかと思います。うちの妻はアレルギーみたいです。話の半分は自分の宣伝かも!?というすごい内容です。横浜だったら、半年で番組改編になってしまうでしょうか。一度ハマると、ハマるかもです。時々、いいこともいいます。近所の常識(昭和のやつ)あるおっちゃんといったところでしょうか。

あとは夕方のGOW。こちらは聞きやすい番組です。ノリがいいお二人(月・水)の会話が友達同士で盛り上がっている感覚と似ていて、◎です。お二人の仲の良さも番組の魅力のひとつかと思います。

ながれる曲は関東のとはだいぶちがいます。特にFM YOKOHAMAと違って、根岸出身の「ゆず」の歌が頻繁にはながれませんし、ゲストにもきません(^^)(いつぞやの博多駅のイルミネーション点灯式には出席され、その際にラジオにもでていましたが)。

自治体はどこがいい?教育とかいろいろな面で

やっぱり、コロナ対策・育児対策・教育支援をスピード感をもってバンバンだしてくれているのは福岡市の高島市長ですね。市長が動く人だと、ほかの行政部署も動いてくれます(教育委員会とか)。いろいろな面で助成金も出してくれている場合もあるので、可能であればやっぱり福岡市内に住むのがいいですね。自分のほかの市はうんともすんとも。。。(市長出前トークみたいのはありませんが、話だけで行動的なことはなにもしてくれてないですね。。。)

つり事情

渓流が(ほぼ)ないので、渓流・イワナ釣りを望むのであれば場所はかなり限定されますね。ため池が福岡各地に多いので、ブラックバスが盛んかなと思います。ため池だと、フナ釣り?とも思いますが、フナ釣りの人はほぼ見かけませんね。城南区の方には、西の堤池とか、フナが多いため池がいくつかあるようですが。

なに釣りが多い?と聞かれると、ダントツで海釣りですね。玄界灘は豊かな海であり、だいたいの場所は景観・海水もきれいなので、海釣り主体になりますね。関東にはいない魚介類にもあえることがあります。

釣り具屋さんにいくと、海釣り系8割、バス系1.75割、渓流系0.25割くらいの割合でしょうか。この割合をみると、釣り人口の分布もわかるかと思います。

ちなみに、どこの釣具屋さんにいくか迷ってたら、ここをおすすめします。福岡近辺では最大級の品揃えでしょうか。

海釣りの際は、お子様にはかならずライフジャケットを着用させましょう。堤防から水面までかなり離れている場合もあり、かつ、堤防であれば水深も大人の背以上ありますので。

九州を離れるとちゃんぽん玉がうってない?(未確認情報)

だそうです。ちゃんぽん玉は九州だけなんでしょうかね。もつ鍋の〆に最高です。

運動会でなぞの掛け声

返事として、運動会では「やー!」と子供たちが叫びます。

たとえば、こんな感じ。

先生:「〇組起立」

子供たち:「やー!」

初めて運動会に参加したときは「やだ?え、やなの?」と勘違いしました。

 

 

鹿児島編もつくりましたので、興味がありましたらこちらを👇

cottonandbaby.hatenablog.com

 

博多学

また、博多にきて、周りから浮かないように博多学を学びたい方はこちらの書籍を👇。博多・福岡のトレビアが載っています。著者は東京の方ですが。

博多学 (新潮文庫)

博多学 (新潮文庫)

 

f:id:cottonandbaby:20180903122241j:plain

 

 

Happy Moving!