関東から引っ越してきて、福岡県で幼稚園探し。うちはここに決めた。

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(上記の写真は本記事の幼稚園とは関係ありません。無料提供されているものです。)

 

関東から福岡県に引っ越してきて、7年経とうとしています。

引っ越してから最初にしたことは、保育園への申し込み。

うちには5歳と2歳の子供がいたので、この二人を預けなければ、親も動けない。ということで、市役所に行き、保育園の申し込みを。

市役所で言われたのが、5歳に関しては、定員いっぱいで待っても入れないだろうということでした。2歳に関しては、空きありということでした。保育園へ申し込むには、興味のある保育園を見学する必要があるということで、まずは次女のために保育園巡り(見学後、ハンコをもらいます)。

5歳児の方は、幼稚園探しとなりました。幼稚園を選択する条件は「環境がよいこと(緑に囲まれているか、大きい道路からは離れている)」、「延長保育をしてくれる」でした。

私たちは春日市に住んでいるので、その近辺(太宰府市大野城市福岡市南区春日市)にある幼稚園を対象にし、体験入学をさせてもらいました。7か所ほどいったでしょうか。最初の3週間は見学と体験を繰り返しました。

幼稚園探しのときにわかったことは、人気のある幼稚園は、保育園と同様に定員いっぱいで入れないということでした。

幼稚園には、次のような入学ルートがあるようです。

1)幼稚園が催しているプレ幼稚園に参加後、エスカレータ式に幼稚園へ入学

2)親兄弟がそこの幼稚園出身

3)正規の入学ルート

4)中途入学があるようです。

人気がある園は、1)と2)のルートで埋まるところが多いようで、3)は若干名募集のごくごく小さき門となっており、願書の受付日には徹夜組や受付の数時間前から(つまり、太陽が昇る前から)並ぶなんてのはザラなようですね。ただ、なにがメリットかはわかりませんが(^^)早ければ印象が良くなるといった都市伝説的なものでしょうか。。。4)のルートは、転勤などの理由で定員割れしたときのみです。

幸いにもうちは4)のルートで「ここなら」というところを見つけられました。それでも、年長組は満杯で、最初は断られました。しかし、電話すること2回、訪問すること1回して、向こう側に折れてもらい、園長先生との面接までたどり着きました(^^)(後から聞いた話だと、ちょうど転勤が出て一人定員が空いたとのこと)。

そんなにいい幼稚園だったの?と聞かれると。めっちゃいい幼稚園でしたといまでも言えます。大学まであるので、個人的には娘にはその大学までいってもらいたい気持ちですが(^^)

うちの子 がいった幼稚園はこちらです。

 

福岡女学院幼稚園

福岡女学院大学の敷地内にある幼稚園です。女学院はセーラー服発祥の学校でもあります。幼稚園以外は女子だけの学校です。ミッション系の学校です。

登園時の制服もありませんし、体操着もありませんので、途中入学組の方にとっては懐にやさしいかと思います。運動会も普段着でやります(だから、福岡ソフトバンクスのユニフォームででているお子さんもおりました)。ただ、園指定のリュックだけ購入する必要があります(その時の値段で5500円前後だったかな?)。

住宅街の真ん中にある幼稚園ですが、「キャンパス内」にあるので、環境も静かで、緑に囲まれているのが特徴です。園庭もありますが、幼稚園の横には原っぱ(ですが、「どんぐり山」と呼びます)もあり、ここで虫取りなどができます。芋ほりなどの各種行事にも使用されています。

幼稚園の建物も、どこぞの建築家の方が立てたのか、洋風かつ幼稚園っぽくて、ものすごくGood。見ているだけで「絵」になってます。

この幼稚園は父母のファンが多いのも特徴です。また、在園中にこの幼稚園の卒園生が父母の方にいたくらいです。うちの子供の子供にも(孫)、ぜひこの幼稚園にいってもらいたいですね。

福岡市南区春日市太宰府市大野城市那珂川市を中心に、宇美町から来ている方もいました。

教育方針は、「のびのびとよく遊ぶ」といったところでしょうか。その頃の園長先生のお考えもあったようですが、外にでて遊ぶをモットーとしていたようです。かといって、なにか体操とかなんやらをやるのではなく、原っぱにいって、虫探しとかそんな感じの遊びです。

園が終わってからも、園庭解放やどんぐり山があるので、多くの子供が5時くらいまでどこかしらで遊んでいました。大学側の学食も夜まで空いているので、遊んで学食たべて帰るっていうのもありかと思います。

娘がいっていた時代は、お弁当が基本でしたが、週2日は配食も希望できました(基本は親の料理を子供に食べさせるですが、保護者から要望があって、業者の弁当サービスもいれてもらえるようになりました)。現在は、少し変わっており、園内に調理室があり、人員は外注にて給食を作っているそうです(人伝いに聞いた話)。

ミッション系と聞くと、宗教に無縁の多くの人にとっては、ひとつのハードルになるかと思いますが、無宗教の幼稚園と異なる点は、クリスマスに降誕劇をやることくらいでしょうか。あと、父母会で讃美歌を歌うくらいです。 

なお、娘がいっていた時代の「延長保育」は朝7:00~と夜~18:00でした。こちらは人員の確保云々により異なるかと思うので、最新の情報は園まで問い合わせたほうがいいかと思います。

 

福岡県は九州の経済の中心であり、人口と車が多いので、幼稚園があっても、幹線道路に面していたりと、なかなかこれはいいという環境には巡り合いませんでした。ここは一度訪れただけで「いいな」と思いました。トトロがでてきそうな感じ?みたいな。

 

環境を考えるなら、他にも「香蘭女子短期大学付属 那珂川第二幼稚園(ただし、畑の中なので害虫駆除の季節はどうだろう?)」や「認定こども園マリア幼稚園(ここはモンテッソーリ教育を採用)」もなかなかいい場所に建っています。