アラフィフの普通2輪免許取得 備忘録

最近、南福岡自動車教習所で普通二輪の免許を無事に取得できたので備忘録として感じたことを記載しておきます。

受講料とキャンペーン

燃料価格高騰の折り、数万値上げされたようですが、私はバイクの日キャンペーン(8月19日)で8万ほどで教習できました。

このキャンペーンは普通2輪だけが対象で、2日ほどのキャンペーンで、9月スタートとなります。普通2輪だけが対象ですが、大型や車も普通2輪取得後考えている場合は、その際の入校費が割り引かれること(1万円引き?)になります。

デイコースを選択し、オプションは5コマ受講可をつけました。

受講期間と季節

デフォルトの持ちコマ数は2コマです。バイク乗りに適した秋や春は混んでいるので、週3コマくらいとるのがやったとだと思います。2か月ほどで卒業を見込んでいる人は5コマオプションなどをお勧めします。

1段階目は2コマ、2段階目は3コマ(5コマオプション以上を申し込んでいること)まで予約することが可能です。ただ、夏の時期は1コマやってもくたくたになります。普通自動2輪など、2輪を初めて運転する方に関しては、1コマ一日がちょうどいいように思います。または、一時間空けて受講するのもいいでしょう。ただ、夏の暑い時期にバイクを一時間のると、バイクが熱くて大変です。うすいズボンだと内また低温やけどします。2時間目以降は初めから熱いのでそれなりの生地のズボンをきていきましょう。

2段階目からは、バイク乗るのも楽しくなってくるので、私は一日1コマにしていました。ゆっくり、受講したかったからです。

検定試験が火・木・日なので、個人的にはこの日は避けて予約された方がいいと思います。検定の邪魔になるかもしれませんし(ちなみに私は検定時に大型2輪受講中の方とS字でいっしょに侵入してしまいあせりました。相手側が優先でしたので私側が20点の減点です。)

年齢層

大型自動二輪などの人もいっしょに受講していますので、私が受講していたときは、感覚的には30代以上の方が6割7割以上いたと思います。

また、二輪教習の9割の方は普通免許をお持ちの方という話を教官の方から受けましたので、全部若い子ってわけでもなかったです。

この学校のいいところ

南福岡自動車教習所のいいところは、二輪専門のコースがあり、自動車が混走してこないということです。自動車も走っているところは、実際に近いという点ではよいかと思いますが、検定試験のときにいろいろ気を遣う点が多くなります。

大宰府の「大堤」がコースの横に走っているので、緑豊かです。木がある場所を目安にアクセルを緩めたりできたりします。(^^)

予習は必要

教習は全18時間です。1時間目は引き起こし、2時間目はちょっと走るみたいな感じですが、3時間目以降は進み具合も早いです。18時間で公道デビューですから、仕方ないですが。

教習は、「このコースを走ってください」みたいなことしか話す時間がありません。1時間ではなく、バイクの準備とかしていると実質40分くらいの授業です。質問などをしているとそれだけで講習が終わる感じになってしまいます。ちなみに40分といえば、だいたい、卒検コースを3回走ると終了する時間です。

youtubeなどで操作や心構えなどをあらかじめ、できれば、入学する前に、学んでおくと講習がスムーズにいくと思います。次のチャンネルがいいと思います。

  • マッスルバイクちゃんねる

元教官の方が「言葉」で運転のコツや操作方法を、わかりやすい理由付けとともに教えてくれます。操作の動画はないので、合わせて下のチャンネルもおすすめします。

  • ツキノワプロダクション 月の輪自動車教習所公式チャンネル

余計な部分も多いですが、「言葉による解説」と「動画」を提供してくれ、わかりやすい内容となっています。言葉で説明するマッスルバイクチャンネルではわからなかったことをカバーしてくれています。

この二つをみれば、実際に走ること以外はほぼすべてカバーできるかと思います。(あと、興味があれば、教習車の仕様などを知っておいてもいいかもしれません。特にランプの意味とか。)

また、南福岡自動車教習所自体のyoutubeチャンネルもあるので、そちらも もちろんカバーする必要があります。

1段階・2段階の内容

1段階目の内容に関しては、ほかのサイトにもあるようですが、1段階目の内容は人によって異なることになるかと思います。1段階目は教習原簿にある15項目くらいある運転項目をクリアしていくことがポイントになるので、個々の進み具合によってなにをやるかが変わってくるようです。

予約時に同じ指導員を選択することもできますが、選択しない場合は、引き継ぎもほぼないので、やる内容は固定されていないと思っていいでしょう。

2段階目は、この時間は検定コース1、検定コース2という風になるので、やることはほぼ決まってきます。

検定コ―ス

教習所入校時に検定コースのyoutube動画のURLを渡されるので、こちらもコースは、2段階に入る前に覚えておいた方がいいでしょう。2段階目に入ると検定コースのみの練習となります。2つのコースのどちらも覚えてないと、補習つけられるので気をつけましょう。

上記の私のメモ写真にもあるように、ウインカーの点灯時期など細かいところまで覚える必要があります。でないと、減点対象になります。こちらは教習所からもらうyoutubeで確認できます。

車両の選択

卒検時の車両は選べません。

卒検

指導員とは異なる方が採点をします。

各項目において、ちょっと付け足し 

全体:教習所は「作法」を学ぶ場所ではないでしょうか。その作法に従い運転しない場合は減点されると考えていいでしょう。

教習車:トルク?が強く直線であれば半クラでもエンストはしません。つまり、半クラでも推進力をある程度得られます。下記の「アクセル一定またはなし」はアクセルを意識して回さなくても推進力を得られるという意味です。

  • 坂道:後ろブレーキ強め+アクセル強め(停止してからの発進なので1速)

坂道おりるときは、クラッチに手をかけてはいけません。エンジンブレーキってやつを使用するためです。

  • クランク:1速+半クラ+後ろブレーキ+アクセル一定またはなし

クランク出口で左に出るか(90度曲がる)右にでるかで、コースの取り方がちょっぴりかわります。左にでるときは、クランク出口付近で大きく膨らむように曲がります。また、クランク出口でハンドルを切るときは、アクセル側の手首を固定するように意識しましょう。でないとハンドルを切る操作で意識しないうちに自然に手首をひねってアクセルを回してしまいます。これが暴走につながり、結果、転倒しそうになります。コーンを倒してしまうより、こちらの方が発生確率が高いように思います。クランク出口でこけている人はアクセルを無意識に回している人です。

クラッチには手をかけません。クラッチに手をかけていると、無意識に左足を踏み込んでしまったときにニュートラルや1速になってしまいます。スラロームでこのような経験をした人は、「スラロームではクラッチには手をかけない」を意識しましょう。また、スラロームを抜けて踏切へいく際にわたる道は、スラロームしている人が優先ですので、左右見る必要は原則ありません(初心者がそれを無視して入ってくる場合以外は。もし入ってきても、スラロームしている人の責任にはならないと思いますが)。

S字:2速+半クラ+アクセル一定またはなし+後ろブレーキ

左から侵入して右から抜ける際、出口で一時停止しますが、この際、左右確認と右後方も確認する必要があります。これはコースの内周を回ってくる人がいないか確認するためです。

  • 一本道:1速+半クラ+後ろブレーキ

最初の一回は狭く感じるかと思います。二―グリップは最初は難しいかと思います。2段階いくころにはできているかと思います。

案外難しいのはニュートラルにいれること。同教習所提供の動画(コース2)にもあるように、教官でさえ、1回目のニュートラルにいれるのは失敗しています。試験日にもやはり数人の方が2回~3回挑戦してやっとうまくいくくらいです。

ニュートラルにするには、①1速から上に、②2速から下に、のどちらかになるかと思いますが、共通点は、「アクセルは一定」にして、左足の「足先をチョン」と①上か②下にです。アクセルを「ぶぉーんぶぉーん」とするのは、よほどのタイミングが合わない限り(そのバイクの特性と知らない限り)、ニュートラルにするタイミングがあいませんのでやめた方がいいでしょう。いま、何速がわからないという場合は、バイクの前についているランプで確認しましょう。

 

総じて楽しく、あと2、3時間の教習があってもよかったと思います。また、四十肩で左腕が45度しかあがりませんでしたが、これが問題になったのはクランクくらいでした。ハンドル切るときにいわかんがあったくらいですね。