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今回の記事は筆者の記憶などを頼りに記事おこしをしたものです。
英語圏に留学しようと思い立ったときには次の選択肢を考える方は多いかと思います。
- アメリカ
- イギリス
- オーストラリア
今回はオーストラリアへの留学の話となります。いくつか思い浮かんだことを書かせてもらいます。ま、先輩からの経験に基づくアドバイスと思って読んでいただけると嬉しいです。
留学?
いろいろなレベルの留学があるかと思います。私が知る限りでは、1)語学、2)高等教育機関(TAFEや大学)などへの留学があります。
語学留学だけにとどまらず、私が知っている方は、最初の数か月間は語学学校へ通い、そのあとはワーキングホリデーでオーストラリア中を渡り歩いていました。また、語学学校へいって、必要な英語力を身に着けた後に大学へ入学する人もいます。また、特例かと思いますが、高校時代の成績が良いと、たしか5段階評価で3.45以上?だと、ブリッジコースといって、語学力が足りなくとも、語学学校へ通いながら、大学へもいっている方もいました。大学付属の語学学校であれば、このような特例もあるのでしょうね。
留学に必要なテスト
語学学校でしたら、英語力ゼロでも受け入れてくれます。だって、英語を勉強するところですから。高等教育機関であれば、IELTSなどを受ける必要があります。どの程度の点数を取るかで入れる学科が決まります。私の時代では、IELTS 7が最高で、法学部。6.5であれば学部が選べ、6だとかなり限定されていました。
ただし、このくらいの点数をとったからといって、大学の授業についていけるというわけではありません。英語のテストは満点をとって当たり前と思ったほうがいいでしょう。満点を最低限と思わないと、大学の授業にはついていけません(少なくとも、最初の一年はハードでしょう)。
大学入学への条件
大学入学への条件として、私の時代は日本の大学に少なくとも2年在学していることが必要でした。
日本の大学で稼いだ単位はオーストラリアの大学でも使用できるか
できます。現地の学部長または単位変換対象の科目を受け持っている先生に直接話にいきましょう。ただし、一般課程=一般課程が原則で、かつ、経済学=経済学となります。
留学斡旋業者はとおすべきか?
私の答えはNOです。いろいろ謳ってはいますが、彼らがやってくれるのは、基本、書類の処理だけです。それも業者だけができるものではなく、自分でできるものです。そこに何十万もお金を費やすのはどうかと思います。ぜひ、自分でやってみましょう。オーストラリアは「教育」を産業にしている国ですので、はじめから正しい英語を使用せずともいいかと思います。彼らは間違いには寛容です。
ただし、オーストラリアでなにかあったときには、業者によっては、現地に人がいたりするので、場合・人によっては、「保険」と考えることもできるでしょう。
どの語学学校・大学を選ぶべきか
(この画像はオーストラリア政府のHPから借りてきています。)
現在大学に在籍されている方は在籍大学と提携している大学が最初の選択肢になるでしょうか。どのような提携内容かはわかりませんが、授業料を二重に支払う必要がなかったりします。
まっさらの状態で大学を選ぶときには、大学の専門性によるでしょうか。なにをやるかも決めていない場合には、教育団体が出しているランキングも参考にしてみましょう。また、私の時代には「University of the Year」なるアワードもありました(ちょうど、私が在籍していた大学も2年連続で受賞していました)。
忘れてはいけないのは交通事情です。日本からの直行便が飛んでいるのは、シドニー、ケアンズ、ゴールドコースと、ブリスベンなどでしょうか。このあとは、電車に乗るか、国内線に乗り換えるか、長距離バスにのるか、自分で運転して目的地までいくことになります。たとえば、シドニーからメルボルンへの電車は一日一本です(私の頃は)。また、地図上でみると都市間は近いようですが、シドニーからパースまでの距離の中に日本が何個入るでしょうか。5個6個?
交通事情にかんがみると、上記の空港からあまり離れていないほうがいいでしょう。また、都市から離れ、内陸の方へいくとかなり田舎となります。そこではアジア系の人はあまり見たことがないという人が大半かと思います。北海道から来た人の意見では、内陸は北海道に似てるということでした。
オーストラリアへは飛行機で?
もちろんですが、選べるのであれば、日本の航空会社かカンタス航空を選んでください。飛行機代をケチって、途中で乗り換えがあるようなフライトを選ばないでください。たとえば、乗り換え先となる空港がバスで移動しなければいけないほど離れていたりします。英語力がない方には絶対おすすめしません。
服装
シドニー近辺であれば、真冬でも長袖が一枚あれば生きていけます。厚手のジャンバーまでは必要ありません。寝るときの布団は真冬であれば、毛布くらい必要になります。真冬の夜の気温は10度くらいになるでしょうか。
オーストリアを選
アルバイト?
ビザの種類により就労時間の上限が決まっています。どんな仕事があるか。私がしていたのは日本食レストランでの料理でした。聞いた話ではオーストラリアでは金・土・日の夜に外食するがステータスにもなっており、好んで外食に出かけるそうです。その中でも値段も手ごろなアジア系は好まれており、私が働いていたレストランも大変混んでいました。もちろん、日本食と呼べるかは大変怪しい食べ物でしたが。
私の賃金は一時間8ドルほどだったでしょうか。それとは他にお客のチップが従業員の頭数で割られるので、夕方から入り多い日は60ドルほど稼いだでしょうか。
ほかにも私の周りでは、大学のチューター(講義後、フォローアップとして少人数で問題を解いたりするときの先生)として働いている留学生もいました。もちろん、博士課程前期以上が条件となっていたようですが。
英語をどこで学ぶか
大学に入ったけど、英語力がない。そんな学生が多いことでしょう。大学でなんらかのヘルプがあれば一番いいですが、ないときはどうするか?そんなときに私が利用したのは、大人向けおよび移民向けの英語講座です。現地の公民館みたいなところで催されていたりします。または、教会でも移民向けの英語講座をしているところもありますので、活用しましょう。教会のそれは多くの場合無料です。それか、自分で先生を雇うこともよいでしょう。大学には掲示板があるはずなので、そこで自分で探してみましょう(掲示板では学生向けの商売のチラシを貼ることができます。たとえば、引っ越しを手伝いますとか、タイピングを手伝いますとか)。
帰国後の職探し
多くの場合、帰国後は普通に職探しとなります。現地で職を探す場合、すでになんらかの技術をもっていれば、どこでも勝負できるかと思いますが、他人より優れた能力がない場合、現地日本人向けの営業職とかになるのが一般的かと思います。
また、帰国して探す場合でも、日本の大学とは異なる時期に卒業する場合、中途採用や転職と同じように職を探すことになります。
在学中に企業にコンタクトをとって卒業後の進路を決めておくが一番おすすめですが、日本の学生と比べて「職を探す時期」に関してハンディがあるのが事実です。
大学卒業という肩書はもっているかと思いますので、専門的な資格を取るためにまた一から勉強することです。これが私のおすすめです。英語が話せるだけで職につける時代は終わっています。自分を特別と思わず、一からまた自分の人生を見つめなおすのが、一番良いかと思います。
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Happy Campus Life!