小学生から学ぶ、えいごの「え」 番外編その1
えいごを取り巻く環境の変化
2020年からは小学校5、6年生でもえいごが必修化 されるようじゃの。3、4年生では課外授業 としてえいごが学べる機会 をつくるようじゃの。
「必修化」ってなに、おじいちゃん?
算数や国語と同じように「せいせきひょう」にのるようになるんじゃ。
それだけじゃないぞ。必修化になれば「教科書」もあるじゃろう。
え!?ランドセルがまた重くなるの!
そうじゃの、小学生のお前さんにとってはそっちの方が重要じゃの。変わるのは小学校のえいご教育だけではないぞ。中学、高校でも「えいご教育」が変わるのじゃ。
学校を管理するお役所の親分「文部科学省(もんぶかがくしょう)」が小・中・高を通じてどんな風にえいご教育が変わるか説明している動画がある。これを見てみようかのう。
【文部科学省提供のYouTube】日本の外国語教育はこう変わる!1/10
この動画の他にも、あと9本の「えいご教育が変わる」シリーズがある。小・中・高で変わることが解説されているぞ。模擬授業 の映像まであるぞえ。
どんな風に変わるの、おじいちゃん?
コミュニケーションを中心に授業をやるようじゃ。言葉を学ぶ他にも相手の文化を学んだり、生徒同士の会話や発表などもやるようじゃの。
おじいちゃんの時代とは違うの?
わしの時代は文法をいう文をつくるためのルールを先生から一方的に学ぶというのが一般的じゃった。お前さんの場合は、先生が一方的に教えるのではなく、「コミュニケーション」を通じて生徒同士が学びあうような授業になるみたいじゃの。いわゆる、アクティブ・ラーニング(主体的・対話的・深い学び)と近頃呼ばれているやつじゃ。
とはいえ、文法も必要じゃ。動画では、コミュニケ―ション半分、文法半分の授業になるようことをいっちょる。どのような授業になるかは現場 の先生たち次第というところじゃ。えいごの教科書のサンプルを見る限りでは、どこぞのえいご教室の教科書と同じようじゃな。
- 小学校5、6年生でえいごが必修化
- コミュニケーションと文法を重視